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itokanasikimonotachi

A blue blouse on a cloudy day

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曇天の午後、カメラを持ち出して人形を撮った。

(続き)

AShamaluevMusic
Nostalgy
Sad and Emotional Cinematic Background Music For Videos
https://soundcloud.com/ashamaluevmusic/nostalgy

鮮やかな青いブラウス。
先日の未玲で撮るつもりにしていたのだが、夕珠にした。直前になって代えた理由は、はっきりしない。青いブラウスに青い髪では面白くないと思ったことは確かだ。しかし夕珠はシルバーグレー。曇天の撮影では案じていたとおりの色寂しい画面になった。代わり映えしない室内撮影にも飽き飽きしていた。ここに緑があれば_とか、大きなガラスの器が欲しい_という物欲が渦巻く始末だ。

 

殺風景な壁面を眺めている内に、ここは船室だと思うことにした。そこから幻の船旅を辿っていく。何処か行きたい場所あるわけではない。ただ暫くぼんやりと、誰にも知られず、船の中で過ごしたい。
夢は美しい少女を伴っての旅行だが、それはありえない。同様に、大きな人形と一緒に船へ乗ることもありえない。猫を飼っているから旅行すること自体ありえないのだが、人目につかない一人旅の夢を、よく見ている。私以外誰もいないはずの船室には、何故か、この画像のような同乗者がいる_というのはどうだろうか。
私自身も殆ど船室に籠もっているだけ。透明人間に近い。同室の美しい人もまた幽霊に近い存在になってくる。

 

港へ着いても下船することはない。また同じ航路を戻ってくる。
帰りの船中では、人目を憚らなくなって、デッキや食堂に出て、食事するかもしれない。まるで誰かを伴っているかのように振る舞って。
そんなことを思い描いていたら、悲しくてやりきれないと思っていた心の中から何かが一つ抜け出ていった。

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