Photo3_dArKred

Small flowers by the roadside (_itokanasikimonotachi_)

Light through the glass

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猫が私の椅子で眠っていた。家に居るのは私だけだったから、妻の席に座り、猫を眺めながらの昼食にした。
猫の向こうに、今まで気付かなかった光を見た。

(続き)

Classical Glass
Approaching Midnight
https://soundcloud.com/classicalglass-1/approaching-midnight

猫が起きないように撮影に取り掛かる。
急遽の出番は、いつもどおり、この人形。時間との勝負だ。いろんな場所へ移動しながら光を追いかける。猫の毛や埃が写っていても構わない。
そんな無頓着で、だからこその穏やかな気持ちが伝わるのだろうか。人形が様々な表情を見せてくれた気がした。

 

硝子の透過光が好きだ。改めて思う。
食卓上に並ぶ酒瓶の光。ビー玉よりも少しだけ大きな硝子玉。人形の目の輝き。……
滑らかな表面が生み出す光沢に魅せられる。
硝子玉になりたいと考えたりもしたのだが、その理由は自分でもよく分からない。

 

写真はやはり光を写すものだと思った。そして、様々な視点や角度をどれだけ持っているかで、画像の美しさが決まる。
今日は猫のお蔭で、別の角度から光を見詰めることが出来た。自分の力で新しい角度を見出せるなら、家の中でも、もっと楽しいものが撮れそうだ。私にその柔軟性があるだろうか。

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