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Small flowers by the roadside (_itokanasikimonotachi_)

The bunny

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ウサギのあれこれ。(人形とは、ほぼ無関係。いつものことだが。)

(続き)

chairhouse
The Master Tenderly Consigns The Flower To The River - #2977 By Chair House 02072022
https://soundcloud.com/chairhouse/the-master-tenderly-consigns-the-flower-to-the-river-2977-by-chair-house-02072022

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結婚したばかりの頃、Bugs Bunny のワンポイント付きのグッズが好きだった。
灰色と白の組み合わせもさることながら、プロポーションに憧れた。長身だと思っていたのだが、長い耳に騙されていただけだと今になって分かる。商品は多岐に分かれ、何にでも付いていたのに、いつの間にか見なくなった。家にも残っていない。

 

この人形の付け襟は、バニーガールを連想させる。
本物のバニーガールを見たことは無いのだが、アメリカンビールのキャンペーンガールなら目にした。
阪神淡路の震災よりも前、30年以上昔のことだ。職場の飲み会の、そのまた2次会。カラオケのないお洒落なところへ行きましょう_との誘いがあり、数名で小さなホテルのラウンジへ出かけた。半分は女性。幹事も女性だった。もとより飲み会もカラオケも嫌いな私なのだが、ホテルのラウンジには行ってみたくなった。注文を聞きにきたのは白を基調としたレオタード姿のキャンペーンガール。背の高さ、腰の位置の高さは驚くばかり。プロフェッショナルな美しい笑みを浮かべていた。
ここはウソでも、お勧めのアメリカンビールを注文しなければならないところだが、無粋極まる私は水割りのウィスキー。女性たちは皆ソフトドリンク。キャンペーン中の件のビールを注文した男は一人ぐらいはいたかな。それでも、注文をにこやかに復唱し、にこやかな笑みと共にグラスを届けてくれた。
あんたでも目が釘付けになるんだな。_と揶揄われた。どんな人間だと職場で思われていたのか。
人形を集め始める前。写真を撮る趣味もない。通勤電車の中で、浮世離れした物語を読む毎日だった。

 

付け襟に付け袖のバニー衣装はスーパードルフィー用でも等身大ドール用でも持っている。しかし、いつも何かが違う気がした。この人形なら、どうなのだろうか。
白いレオタードのキャンペーンガール姿を思い浮かべた。