Scene 004 : Reading! Reading! Reading! (Action 004 : Feel the winter blue)
(続き)
Keys of Moon Music
Starlight Tale - Soft Classical Piano Music [FREE DOWNLOAD]
https://soundcloud.com/keysofmoon/starlight-tale-soft-classical-piano-music-free-download
書影は Ian Fleming:The Spy Who Loved Me __Penguin Books_2008
Jacket illustration:Michael Gillette_http://michaelgillette.com/james-bond-book-covers
一つ前の記事と同様、窓の向こう、海を意識したスライド。
一つに纏めなかったのは、衣装・場面が違うという拘りに拠る。
夕暮れが近づき青い海が微かに見て取れる。表情も柔らかだ。
きりっとした決め顔も魅力的だが、力みのない表情に巡り合うと、ただ見惚れてしまう。
またぞろ海の傍へ住みたくなった。
Summer Cabin という記事を書いて以来、時折、ネットCMが古い別荘(!)の購入を勧めてくる。どれもこれも車を運転しなければ行けない場所だし、車でも、なかなか辿り着けない気がする。しかし、そう思いながら、間取りを眺めている。暫し時間が潰れるし、別の人間の夢を見ることができるからだ。
先日は、何億もするような物件を勧めてきた。玄関を出てすぐ富士が遠望できる上に、眼下には海が広がっていた。築年数の浅い美しい建物。前の持ち主は、何故手放すことになったのか。そんなことを考えている内に、その家から海を眺める生活を思い描いていた。
明け方や夕暮れの光の美しさ。そのときぐらいは私でも、カーテンを開け放って窓の外を見つめる。潮風を胸一杯に吸い込んで、何かを叫んでみるのだろうか。
写真同様、妄想の中では思うがまま、ただ自由だ。