File001:楠・上ヶ原・白楊樹
(続き)
Straight Up
Alumo Royalty Free Music
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シリーズ最終回
仁川駅からの川沿いの道を途中で左折、河川氾濫原の低地まで一旦下り、そこから急な坂道を上って上ヶ原に出る。
中学校前の道路は日当たりが良く、嘗ては、人影のない長閑な裏道だった。しかし、洒落たネームが付けられた現在は、頻繁に車が行き交っていて、一本南を走るバス道と大差ないほど。しかし、そこはもっと交通量が多くなっている筈だと思い直した。
追憶の寄す処とするため、大きな幹を入れて、この日最初の撮影とした。
風に思う空の翼
輝く自由 Mastery for Service
言葉の飛躍が学生時代から好きだった。
邪宗門秘曲同様、珍奇な言葉を組合わせただけに過ぎないと意地の悪い見方をしたこともあったが、今はそんなことは思わない。作文のような歌詞からは生まれない鮮やかな映像が、歌詞を口にする度に、新たなものに変わっていく。
通い慣れた道を辿って学校を目指すのに、僅かばかり蟠るものもあった。それを吹き飛ばしたくて、空の翼を想ったのかもしれない。しかし、ハミル館傍の黄葉の美しさで、心が軽くなった。それを見上げるこの人の美しさも。
最後の画像は、駅で頂いた名刺。嬉しくて、次の日に撮影したのだが、フォトフレームに入れてもう一度撮り直した。いずれ、ミニ額を探すつもりでいる。