The introduction
(続き)
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書影は Ian Fleming:The Spy Who Loved Me __Penguin Books_2008
Jacket illustration:Michael Gillette_http://michaelgillette.com/james-bond-book-covers
リクエストした黒いスーツ姿。これまでの流れに倣うなら"Scene 001" とすべきもの。
事前の妄想では、有能な秘書官かシークレットエージェント。しかし、nonu さん持参の眼鏡をかけた姿は、あさひなぐの西野七瀬。小説家の真似をしている【なぁさん】ということに急遽アレンジを加える。
用意したメモパッドに、物語のページのどこでも、好きなところを書いてもらうことにした。ブロック体で手書きされた単語に VESPA があったのは偶然だったのだろうか。
何故、"The Spy Who Loved Me" を撮影小道具に選んだのか_説明するのは難しい。
初めて読んだ007。そのきっかけは、いつぞやの冬季オリンピック、女子フィギュアスケーターの演技。版はPan Books 9th Printing 1974 だった。
Pan Books のペーパーバックは、Ambler や le Carré 、Aarons 等、Espionage ものを買い漁って読んでいた時に序でに買ったもの。長い間、積読。映画も、テレビで吹き替えを見た程度だった。それが、オリンピックの後、偶々持っているからということで、読んでみると面白い。他のものも読んでみようと考え、集め出した時が、Michael Gilletteのカバーイラストの時期に重なっていた。もう読んでいるから買う必要のない "The Spy Who Loved Me" も、ペイパーバックではなく、これだけはハードカバー版で買い直している。
今頃、007。それも英語で。呆れ果てた_という妻の言葉を思い出す。
しかし、そう言われて、"The Spy Who Loved Me" を本当に読んだ人はどれだけいるかな_と心の中で呟いた。
他愛ないスリラーだけれど、冬の物語として頭に浮かんだのが、この小説だった。
批評や批判はしたくない。通勤電車内での楽しい読み物だった_というような話を、誰かとしてみたかった。
何の説明にもなっていないけれど。人の好き好きなんて、そんなものだろう。