Photo3_dArKred

Small flowers by the roadside (_itokanasikimonotachi_)

異想京都 其の四

彩の櫺子格子

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(続き)

Clara.van.Gogh | Composer
Inside.WOMEN.Six
https://soundcloud.com/clara-van-gogh/insidewomensix

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冒頭の画像を見て、私はやはり、色付きの画像から離れられない_と思った。

 

この部屋にある唯一の窓は、口の字型構造の建物の、中庭を向いていた。開け放しても対面の壁と窓が見えるだけ。期待した眺望の代わりに京都らしい演出なのか_櫺子格子が設えられていた。
それでも窓の明るさは十分。黒潰れのシルエットや白潰れの画像を、またぞろ量産してみたくなる。


格子窓は正面から眺めると明るいのだが、真横へ移動すると、光と翳が交互に現れて、雰囲気が一変する。スライドの始めの方、暫くは、nonu さんの指の美しさに惹かれて撮っている。薄明の祈りの姿を想い描いて。
が、何枚か写す内に、色寂しい気がしてくる。赤い棒リボンだけでは足りない。用意していた次の小道具、赤いマフラーをストールのように羽織ってもらった。その最初の一枚が、冒頭の画像。一枚撮って直ぐ、モニターを見せに行った。


このシリーズは、この日、一番のお気に入りとなるのだが、多分、半分以上は、私の独り善がり。それでも、jpeg画像を纏めて送ると、nonu さん自身のレタッチ画像が SNS に挙がった。確認すると、nonu さん好みの、くすんだような雰囲気になっていた。
オリジナルは、私の処理した鮮やかな画像の方に近いのだが。

 

自分が好きに撮っているだけの画像だから、普段は他の賛同は求めない。しかし、このシリーズは、美しい人にも気に入ってもらたいたい_強く、そう思った。こんなところにも最近の弱気の虫が顔を覗かせている。