Photo3_dArKred

Small flowers by the roadside (_itokanasikimonotachi_)

Why shouldn't I touch it?

f:id:GrieFingligHtstoNeyelLow:20210518111334j:plain

エドガー・ドガ の彫刻 Little Dancer of Fourteen Years ( La Petite Danseuse de Quatorze Ans) のことを考えていた。

(続き)

f:id:GrieFingligHtstoNeyelLow:20210518111118j:plain

f:id:GrieFingligHtstoNeyelLow:20210518111100j:plain

f:id:GrieFingligHtstoNeyelLow:20210518111155j:plain

f:id:GrieFingligHtstoNeyelLow:20210518111213j:plain

f:id:GrieFingligHtstoNeyelLow:20210518111401j:plain

f:id:GrieFingligHtstoNeyelLow:20210518111624j:plain

f:id:GrieFingligHtstoNeyelLow:20210518111427j:plain

f:id:GrieFingligHtstoNeyelLow:20210518111518j:plain

蜜蠟による造形。人毛の鬘。布製のチュチュ。視力が衰える中での彫刻制作。
どこかで齧った知識は、こんな感じだった。
いつか実物を目にしたいと思う反面、たくさんの人が集まるところで、硝子ケースに入ったブロンズ像と対面するくらいなら、見ない方が良いと考えたりもする。
立体造形は触れることが出来なければ、本当に見たことにはならないのではないか。
そんな思いに囚われたのは、或る人が眼の手術を受けることになった_というのを知ったから。私自身にも白内障の疑いがある。
むろん加齢と共に、白内障緑内障のリスクは誰でも背負うらしい。いろんなところが徐々に衰えていく、その一つとして捉えている。
それでも、見えていたものが見え辛くなった画家の思いが胸に迫る。小さな踊り子の像は、それこそ撫でさするようにして形作られ、画家の手許にあったのだろう。画家の死後、ブロンズに鋳直されたものを、遠くから眺めるだけでは、やはりもの足りない。
そんなことを思いながら、等身大シリコンドールを公開している人のブログ記事を思い出した。男でも女でも、勝手にスカートを捲ったり、胸を触る人が多いとのこと。
そんな記事を読むと、立体造形なら触れてみなければ…という思いは急速に萎んでしまう。
美しくても、触れてはいけないもの、覗いてならないものは、やはりあるのだ。

Hiatus
FREE DOWNLOAD: Blue Rose Code – Edina (Hiatus Remix) INSTRUMENTAL

https://soundcloud.com/hiatus/edina-remix-instrumental