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レプリカの夏休み

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不要不急。目先の利益からは縁遠い夢の時間。

(続き)

Lena MolFa
Stalaktiten // Сталактиты
https://soundcloud.com/lena-molfa/stalaktiten-stalaktity

何の目的もなく過ごす夏休みを思い描いていたら、フェリーに乗って、また帰ってくるだけの船旅をした_というSNS投稿に出遭った。
ジャンボフェリーの航路、三宮・高松間。何度か私も、そのタイムテーブルを調べている。
しかし夜中の1時出港は私の生活時間帯から大きくかけ離れている。
せっかくなら、四国村へも行ってみたい。そう考えると、高松に一泊するしかない。
頭の中であれこれ考えて、結局、どこへも行かない。薄暗い部屋に寝転んで、目を瞑った。


何の成長もない旅のゲームはないのかと考える。
現実には有り得ない風景。それぞれの場所で出逢う美しい人。
その別れは常にサヨナラではない。また逢いましょう……だ。恐ろしいことも悲しいことも、派手なイベントは何一つ起こらず、ただ時間の経過があるのみ。能力・経験値のパラメータ表示など存在しない。
それのどこがゲームなのか、何が面白いのか_と嗤いたい人には嗤ってもらうしかない。厭なことの一切起こらない美しい世界は、仮想空間の中にでも構築するしかない。

 

レプリカの白い制服に身を包んだ美しい人。眺める度に、疑似記憶の新たな夏休みを思い起こす。

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