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Small flowers by the roadside (_itokanasikimonotachi_)

気分は船の旅 その1

始まり

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(続き)

Creative Commons Music
AMBIENT SAD MELANCHOLIC EMOTIONAL SOUL TEARS BACKGROUND MUSIC 004
https://soundcloud.com/royaltyfreebackgroundmusic/creative-commons-music-1983

 

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船に乗って何処か遠くへ。
そんなことを考えるのは人嫌いが嵩じている時。居住空間ごと移動できる乗り物は、大きな船しかありえない。しかし、航海中、誰にも会わず、船室に閉じ籠ったまま過ごすことなど不可能だ。快晴の日にはデッキを歩いてみたい。(私でも。)
現実の船では無理なら、妄想の中で勝手な大型クルーズ船をでっちあげる。乗組員は全て機械人間。人嫌いの者ばかり客として集め、暫く航海をする。下船したくなったら、適当な寄港地で下してもらえるというのは、どうだろうか。これなら航海中も殆ど人と顔を合わせることもないし、たまに出会ってもお互い無駄な気遣いはしないですむ。

 

みさんの新しいシリーズだが、撮影したのは、随分前。
撮影するにあたっては、1960年代のアメリカ映画のことを話している。その主演女優、170㎝超えのベレー帽の似合う人が好きだった。映画そのものはアメリカンニューシネマの先駆けのような作品。銀行強盗一味のゆるやかな逃避行と壮絶なラストシーン。一度観たらもう見る気はしない筈なのに、覚えているだけでも4~5回は観ている。あの頃のアメリカ映画は、主人公が悲惨な結末を迎えるものが多かった。それが時代の空気だったのだろうけれど、あんな映画を作っていた人たちや観に行っていた人たちに、今でも親しいものを覚える。仮令、その人たちがセレブとなり、若い頃とは別の心根を持った人間になっていた_としても。