"Who exactly am I?" と同日、夕暮れ。場所を変えて撮り直したシリーズ。
(続き)
Sten Erland Hermundstad
Allegro
https://soundcloud.com/sten-erland-hermundstad/allegro
同じ日に、同じ人形を撮っていても光が違うと、全く別物の雰囲気になる。The Quest of Iranon や The Doom That Came to Sarnath、Lord Dunsany :The Fall of Babbulkund 等、読み返した幾つかの物語が影響するのか。
先にも記したとおり、学生時代、純粋なファンタジーが好きだったとは言い難い。勤め始めると、さらに距離を感じるようになって、怪奇小説からも離れていった。アマチュアやディレッタントの物語ではなくペイパーバックライターの小説の方が自分には相応しかった。
それから40年が過ぎて、また少しずつ元へ戻り始めているのだろう。気が向いた時に好きなように読んでいくつもりだが、生きている間には読み切れない量だ。
しかし無駄な買い物だったとは思わない。雑多な英書の山は、今も昔も、世間から身を潜める一種隠れ蓑になっている。