2021-01-01から1年間の記事一覧
バス待ちの間、信貴大橋停留所付近で最後の撮影を行っている。
帰りのバスが気になる時間。いろんな思いを残しながら朝護孫子寺を後にした。昨年昼食を食べた店のことが頭にあり、取り敢えず、そちらへ向かうことにした。
良い光を見つけた。鬱々とした思いが晴れなくて、少し横になってみようかそう考えた矢先だった。
本堂から 見出しを「本堂から」としたのは便宜上から。スライドの前半1分ほどは未だ本堂に辿り着けていない。
本堂を探して 新月の前日。未明、南の空高くに、冬の大三角を見た。信貴山へ登った。
曇天の午後、カメラを持ち出して人形を撮った。
赤いリボンを持って。
海辺に、こんな色のワンピースが似合うなんて。賛嘆の思いが増していく。
同じ場所の同じ風景が、今日は全く別の所を見ているようだった。人を撮る面白さ、ですかね。そんな呟きが聞こえた気がした。
The big penguin-Ⅲ 悲しいことばかり考えていないで。楽しかったことも。
The big penguin-Ⅱ シリーズ2回目と同じように紙風船で遊ぶさまが印象に残る。しかし、下書きを作るのに、あれこれ思いが乱れてしまい、時間がかかった。
花びらの下に棲む小さな虫でありたい。撮影終わり頃になって、そんな考えに憑りつかれていた。
The big penguin-Ⅰ 大きなペンギンのTシャツに濃紺のキャミソールワンピース。シンプルな装いだが、この日一番のお気に入り。結果的に最多の撮影枚数になった。
The little penguins 小さなペンギンが一杯の半袖ブラウス。好みの色合いで、良く似合っていると思ったのだが、撮影した枚数は何故か一番少なくなってしまった。
色寂しい気がして、ウィッグの色を変えた。
Blue dolphins シリーズ Summer Cabin の2回目。副題の Blue dolphins には然したる意味はない。イルカの跳ねる青いセーラーカラーのブラウスが、この後のシリーズと緩やかに繋がっている_と言える程度だ。
The beginning and the end 前回の撮影同様、始めと終わりの部分を繋ぎ合わせて一つのスライドに仕立てている。
また雨の日の撮影。この人形は未玲であるのに、セーラもしくはセドリック_と呼んでみたくなった。
陸上競技場サブトラックから再び青谷川右岸の遊歩道へ戻っている。
撮影の最後は原田の森ギャラリーにて。
久しぶりの青い空。白い雲。窓辺に寝転んで西から東へ流れていくさまを眺めていた。
青谷川右岸の道を辿って、北のバレーボール・テニスコートまで上った。神戸文学館へは、西に直進して坂を下るだけ。少し歩いても大丈夫とのこと。葺合高校、上筒井小学校を横目で見やりながら、赤煉瓦のチャペルを目指して坂を下った。
初めての撮影なのに懐かしい感じのする美しい人。
今日も雨が降っている。
私の踊り子よ友部正人の掠れた声と切れ切れのメロディーを思い出して、上の独り言に重ね合わせていた。
どこか旅先で撮った写真。そんなつもりで眺めていた。
この春に写した桜と同様、浴衣姿にも不穏なものを見てしまう。
この日、予報どおりに猛暑。 外撮影の承諾を得ていたのだが、前日になって気持ちが変わり、室内撮影に変更。緑を背景にした撮影は、またいつか_ということに。
夜中に目が覚めた。微かに音が聞こえる。旋律というよりも、締め切った車から漏れ伝わる重低音のようだ。何処から聞こえてくるのか見当がつかない。
撮影しながら、須磨水族館のことを思い浮かべていた。「水族園」と改名されるずっと前、小学校の遠足で出かけた際の、仄暗い夢のような光景。